「ガムシャラSexy夏祭り!!」感想

パフォーマンス対決は我・者・羅が8勝7敗で並び、累計得点で羅が優勝となりました。

 しかしながら異種競技を比べるって、どうなんでしょう?

オリンピックで水泳の自由形と陸上の100m走を並べて、どっちの勝ち? と聞くようなものかと。

そういう比較しようのないものの勝敗を無理矢理つけようとしても、結局こういうだんごになっちゃうんでしょうね統計的に。数学のことはわかりませんが。

それでも満身創痍になりながら、精神的に追い込まれながらも最後までいいパフォーマンスをしようとがんばったメンバー全員に頭が下がります。

みんなにご褒美あげたい!

 

武-羅、我-羅(2回)、者-羅の公演を観ました。

つまり一通り観たんですが、チームごとのパートでは羅の構成がズバ抜けていました。

まずアカペラで京本くんの歌と樹のラップ、次に諸星くん・森本くんのダンスとコント、そして松村くんが出てきて全員で。

自分の売りがなんなのかを熟知して、最高のプレゼンになっていました。

私が何も知らないテレビ局の偉いおじさんだったら、いちばん印象に残るチームだと思います。

 

そしてサポーターとしてMCを務めた安井くん。

そこまで大きな舞台でMCの場数を踏んでいるとは思えないのですが、そつのない進行でした。

いつでも番組まかせられそうって、何も知らないテレビ局の偉いおじさんでも思ったはず!

安井くんのすごいところはそれだけでなく、自分のソロもしっかりと創り上げていたところ。

バックはついていますが、ひとりで歌とダンスで観客を惹きつける存在感はダントツだなと思いました。

元々の贔屓目もあるとはおもいますが、本当に安井くんの能力の高さを思い知る公演でした。

 

Sexy Boyz、Sexy松のパートも、全員高校生以下の子たちがよく30公演やりきったなと。まあ、怪我などで全員が揃ったところは観ることはできませんでしたが。

特に印象に残ったのは松倉くん。松田くん、松島くんが離脱するなか、彼らの穴を埋めるべくいつものようなシャカリキダンスでがんばっていました。

 

チケットの販売方法、Sexy Zoneのコンサートとの日程かぶり問題など、色々物議を醸した公演ではありましたが、終わってみれば観る側もガムシャラになれる公演だったなと。

出演者やスタッフには負担も大きかったと思うので不用意に「またやって!」とは言いにくいですが、本当にいいイベントでした。