KAT-TUN「Dead or Alive(初回限定盤1)」DVD感想
KAT-TUNのメイキングはおもしろい。
その事実があまり世に知られていない気がするので、次のCDが出たらステマと呼ばれても構わない、ブログに書こう、と思っていました。
しかし、この度リリースされたシングル「Dead or Alive(初回限定盤1)」の収録時間を知ったとき、脳裏に不安がよぎりました。
(短い……)
シングルの特典DVDは50分越えがざらだったのに、今作は25分しかありません。
(これ、普通のメイキングなんじゃ……)
しかし、予想は見事に裏切られました。
恒例の工場長コント、11回目の楽屋のコーナー、気づいたらシリーズ化していたシュールなコーナー……など、盛りだくさんな内容でした。
私はそんなに多くのアーティストのPVメイキングを見たことがあるわけではなく、むしろほとんど見たことないんですけど、メイキングはまさに「メイキング」で、PVの撮影現場を遠巻きに撮影しているというものが多いと思います。
(ふむふむ、あのシーンはこうやって撮っていたのか)
と思いながら、その合間に垣間見えるタレントの貴重な素顔を有難がる。もちろんそれで充分です。
余談ですが、関ジャニ∞のメイキングはいつも音声が小さくて聞き取りにくいと感じていて、KAT-TUNと同じJ Stormに移ったのでそれが解消されるかと期待していたらそうでもなかったです。カメラに向かってしゃべっているわけではないからでしょうね。
しかし、KAT-TUNはメイキングのカメラに向かって、PVの撮影以外のことをします。セットの隅で休憩しながら(時にセットの中でスタンバイしながら)、すぐ大喜利やミニコントを始めます。
それがエスカレートし、「楽屋のコーナー」として、賞品や罰ゲームを用意したゲーム対決をするのが恒常化していました。
前作「In Fact」で「楽屋のコーナー」は10回を迎え、スタジオの屋上(楽屋じゃない)でゲーム2種&バーベキューと盛大に開催されました。
それを区切りとして、KAT-TUNも少し大人になったのかな……と思ったのですが、全然変わってなかったですね。
ていうか、今10回目を見直したら、「まだ続きます」と宣言していましたw
まあ、前回予算を使いすぎた(by中丸)からかはわかりませんが、だいぶ規模は縮小していましたが……。
それ以外にも、工場長コント(物を使った大喜利)や、紙コップでカップスタッキング大会を始めるなど、4人一緒にわちゃわちゃしている。
撮影の合間も段取りや振りの確認などすることはたくさんあると思いますが、彼らはメイキングのために一箇所に集まって、コントやゲームをするのです。
亀梨くんはライブの前に「亀梨和也になる」と表現していましたが、メイキングのカメラが回っている限り、KAT-TUNはKAT-TUNになっているんだな、うん。
そして問題のラスト。コピーライトの表示がなかなか出ないので不安な気持ちでいると、黒い画面から急に映像が始まるので、呪いのビデオみたいです。最後までお見逃しなく。
あ、もちろんPVはかっこいいですよ! てっきりロケだと思ったら、全部セットだったことに驚きました。お金かかってるわ~。そりゃ楽屋のコーナー、コストカットされるわ~。