【ネタバレ】「JOHNNYS’ World」2015/12/29夜 感想
私はこれまで前回の「新春~」しか観たことないのですが、少なくともそれよりは構成がすっきりしていました。
と言っても、結局何が言いたいのかはよく分からなかったけどな!
以下、ネタバレ。
一幕の大筋は、ショーのプロデューサーが13月(未来?)を見つけるために、暦(過去)を辿る旅に出るというもの。
これが、最初は四季を順に辿っていくのに、途中から歴史上の出来事を再現し始めるので、ちょっと訳が分からない。
しかも、ヒンデンブルグ号と日本の本土空襲は帝国主義の末路という歴史の転換を暗示する出来事であるけど、タイタニックは単なる人為的な事故じゃん、と思うのですが。
それから戦後復興の象徴・オリンピックという流れは理解できるのですが、そのあと竜がどうした、という全然毛色の違う話が始まるので思考が止まります。ナレーションの言葉から改めて推測すると、どうも竜は温暖化のメタファーで、地球の危機的状況を描いているようです。戦後の経済成長からその弊害というのなら自然な流れなのに、なぜその表現がチャンバラと演歌なのか。
二幕はみんなで宇宙に行って(どうやって?)、宇宙は平和だなあ、地球も平和になればいいなあ、じゃあ地球に帰ろう、ていうことだったと思う(てきとう)。
一幕の最後で健人が勝利を殺そうとして云々でも二幕で仲直り! みたいなくだりは、よく分からなかったです。
前回は二幕で健人が二重人格になったり(なんでだっけ?)、ブラックホールに飲み込まれたりしたのですが、今回はそこら辺がすっきりした分、(で、誰が座長なんでしたっけ……?)という感じになっていました。
以下、感想。
劇場に入ると、天井からたくさんの白いボールがぶら下がっている。それが開演直前、ぐいんと下がって、また天井につくくらい上がっていく。休憩時間も一旦下がってきて、また二幕の前に上がっていきました。あれ、何だったの。
席は2階後方。BBAのカード枠なので周りもBBA大人の女性ばっかり。前回局枠で観たとき周囲のガキお嬢さんたちの私語がひどくて辟易したので、ジャニワに関してはカード枠がいいかも。
双眼鏡は10倍。帝劇2階からだとひとりの全身が入るくらいです。今回は根岸くんロックオンだよ!
根岸くんはいつも指先とか表情とかディテールに気を配っているので、細かいところまでガン見したいんですよ。本当にこの双眼鏡が仕事しすぎて、視野が狭くなります。実際、色んなもの見逃しているのですが、手放せない……。
今回は出番も多いし裏方っぽい仕事も多くて出ずっぱりって感じだったのですが、最後までダンスは丁寧だし笑顔はキラッキラしてて、本当にアイドルになってくれてありがとうとBBA感激でした。
セリフもあるのですが、客席で言うので2階からは見えませんでした。でも声を聞く限り特に問題はなかったと思います。次は1階なので楽しみ!
髪型よく横分けにしてるけど、前髪下した方が年相応でかわいいのに、と思っていたのですが、時間の経過と共に下りてくるのねwかわいいw
そういえばTwitterで根岸くんがベース弾いているときの腕の血管がいいという意見を見たので、血管フェチの人! 注目して!(私は違うのでよくわからない)
他の人はあんまり見てないんですけど(言い方)。
谷村っぽいなと思ったら大体谷村なんですけど、谷村こっちにいるのに谷村っぽい人いると思ったら村木くんでした。なるほど。
長妻くん、髪型が襟足の長い和田アキ子みたいでした。これ紅白仕様……!?
えびはダンスも演技も素晴らしいんですけど、5人も要らないっていうかもったいないよね。
日本刀持ってセリフ言うとっつーかっこよかった!
続いてシーンごと諸々(順番適当)。
何かと話題のタイタニックの阿部ちゃんの自殺。
詳しくは他の方のブログで(他力)。
史実はともかく、あの場面では、自殺している暇あったら仕事(救助)して~と思う。
阿部ちゃんも(この状況で俺だけ死ぬの!?)とは思っただろうけど、その疑問を言えるような雰囲気ではないんだろうな。
セーラー服はすごくかわいいです。
あと佐久間くんのセリフ回しうまっと思いました。「少年たち」のときはあまり演技がどうこうというのは気にしていなかったのですが、すのの演技またがっつり観たいなあ。
戦争のシーン、この日から演出が変わったらしい。ここでまた話題のニョロニョロが出てくるのですが、見ていないんですよ! これが! ロックオンしてたから!
次回ちゃんと見ます。
ダブルダッチとバスケ。舞台で同時にやるので、どっちを見たらいいか分からない。山場もはっきりしないし、これは本当に白目剥くしかないシーン。
この日から、紅白仕様の「Cha-Cha-Cha-チャンピオン」が追加されたらしい。
根岸くんいい位置! 紅白楽しみ!
殺陣。将来殺陣の役に立つように中学校で剣道部に入ったという根岸くん(12)*1の意識高いエピが大好きなので、ものすごく楽しみにしていたのに……どこにいるのか分からなかった。次回目を凝らして探します。
二幕のJr.メドレー。今回はJr.推しがすごい。Mr. KINGよりその他Jr.の方が印象に残っているくらい(個人の感想です)。
歴代のJr.のユニ名がスクリーンに出てくるのですが、しれっと「2020」入れてるけど、結局できてないだろ。地味にじわる。
ちびっこJr.がすのーまんおにいさんたちと一緒に退場するところかわいい。
SixTONESの「Real Face」。歌いながらセット破壊w「Youたちは不良っぽいから、セット壊しちゃいなよ!」て言われたのでしょうか。リアフェと言えばの「チッ」がなかったのですが何で?
一方、Snow Manは太鼓持たせてアクロバット封印させるし。何なんですかね?
「Forever L」のバック。次の衣装の上に赤いペラペラのシャツを羽織っていて、これが安っぽい。学園祭とかで学生が着るハッピみたいに見えた。
健人と勝利が話していて、勝利が「一緒に笑い合おうよ!」とか言って振り返ったら、健人は次のシーンのためにいなくなっているというシーンがあって、コントだったら「……て、いないんかーい!」のタイミング過ぎていちばん笑いそうになった。
で、健人がピアノ、勝利がギターを弾きながら歌うんだけど、気づいたら健人さんピアノと共に宙に浮かんでいて、(突然の無重力www確かに宇宙だけどいまさらwww)と思っていたら、椅子に座っていた勝利さんも地味に浮いていて、これは笑ってはいけないジャニーズワールドすぎた。
あと、どこら辺だったかまったく覚えていないのですが(ひどい)、えびが「Great 5」歌うとき、舞台の前の方にはえび座の回旋塔もどき、その後ろに光るボールがいくつもぶら下がった装置があって、そのお世話係みたいな感じで目黒くん森継くんがいるんですけど、特に振付とかあるわけでもなく、棒(使用目的不明)を持ってふらふらしていたり、急に激しくリズムに乗ったり、たまにボールを動かしたり、すごく不思議な立ち位置で気になりました。途中、すとと一緒にボール動かしたりもしつつ、最後はボールのライトを手動でひとつひとつ消して捌けていきました。すごくシュールな専門職みたいでした。
主におもしろかった疑問に感じたところばかり書き連ねましたが、二幕のなぜか宇宙で繰り広げられる少年隊メドレーは超かっこいい! これ二時間半でいいんですけど!
こういう正統派なショーをやってくださいな。
*1:「TVfan」2014年5月号他