ジャニヲタ文芸部に参加します

ichigonokimi.hatenablog.jp

 

 

もしかしたら締切過ぎているのかもしれませんがあげちゃいます。

 

 

第三回ジャニヲタ文芸部 お題「グループ」

 

かつて男性のアイドルグループというのは大体10代でデビューして、20代で解散するのが常識だった。

それを覆したのは、言うまでもなくSMAPである。彼らはバラエティや司会業、主役以外でのドラマ出演など、従来のアイドル像にとらわれない活動をし、アイドルの枠を超えた国民的スターとなった。その後に続く後輩もまた彼らの敷いたレールに乗り、ジャニーズ事務所は大手プロダクションと肩を並べる存在に成長した。

そのSMAPが解散の危機に陥った。報道がすべて真実であるかもわからないので詳細は触れないが、私はこのとき、アイドルグループの新しい在り方を創出したSMAPだからこそ、アイドルグループの新しい終わり方も示してくれるのだと期待した。

しかし、SMAPは解散しなかった。活動が今まで通りなのか、永遠に解散しないのかも不明であるが、「世界に一つだけの花」購買運動*1は、SMAPはまだ影響力のあるグループであることを世間に示した。

私の期待は肩透かしに終わった。

ジャニーズ事務所にはSMAPよりも長く存続しているグループがある。そのグループ、少年隊は今は個人の活動が主で、去年デビュー30周年だったにも関わらず、グループとしての活動はなかった。

SMAPもこうなるのか? それとも、“新しい終わり方”を見つけるのか?

 

ちなみに、この件に関する報道が始まってからずっと、「花は散るから美しい」という言葉が頭から離れず、何の言葉か調べたら、一世風靡セピアの歌詞だったのは本当に余談である。

*1:SMAPの存続を願うファンがCDを買った結果、発売から13年経ったCDがオリコン週間チャートで3位となった