「台風n Dreamer タイフーン・ドリーマー」(日生劇場)感想
ジャニーズWEST主演舞台です。
(重岡くんは他の仕事のため不在)
中間くん扮するテレビ局のプロデューサーが企画した番組で、5人の一般人が無人島で宝探しのサバイバルに挑戦するという内容。
しかしその5人の内2人は実は兄弟で、この2人の関係を修復させるというのがプロデューサーの真意。
て、無理あるよね!?
でもまあ、この事務所の舞台は大体無理ある設定だから、そこでつっかかっちゃったらどうしようもないのでね、うん(自己暗示)
その大前提はよしとしても、細かいところがやはり気になってしまう。
番組を盛り上げるために、用意された水や食料を持って行ってしまうという描写。
結構大事だと思うのですが、5人の落ち着き方に違和感。
1年前は同じ劇場で、無人島で水がないということに大騒ぎする芝居やってたのに……。
あ、でもここで出てくる動物役のJr.がかわいいので、このシーンはこのシーンでありですけどね!
さらにモヤモヤしたのは、それぞれの夢を語るシーン。
弟は何の理由もなくその場を離れるのですが、病気の母を助けたいと言う兄の発言を聞かせないためなんですよね。
不自然。
弟は、実は裏で弟に別の指令を出していたプロデューサーと連絡を取るときに集団と別行動を取るという描写があるのですが、その夢を語るシーンにはプロデューサーが出ているため、それでもない。
弟が場を離れる理由を示すか、兄だけ先に弟がいないときに夢を語っておけばよかったんじゃと思います。
それに、撮影したフィルムが破損して放送できないというオチもいるかなあ?
徒労感がハンパない。
まあ、脚本の腑に落ちない点は多々ありますが、「Be Cool」がとにかくかっこよかったのと、濱田くんとJr.のカンフーのシーンが最高に楽しかったのと、ショータイムが盛りだくさんで大満足でしたよ(単純)
カンフーのシーンで目黒くんが毎回ボケるんですけど、あれ目黒くんですよね? いまいち顔と名前がね……なんで今回パンフなかったんや!
とにかく多分目黒くんのシーンでは、ヌンチャクで濱ちゃんの乳首を左右交互に叩いて音が違う、っていうのが特におもしろかったです。
ショータイムでは、ライブで初めてっていうのは「オレオレ」だけですかね?
これまで劇場ばかりなので、早く普通のホールなりでコンサートをやってほしいっていう感情ばかり抱いてしまいます。
Jr.のメドレーは、「蒼い季節」「流星」「春雷」というかっこいい曲尽くしで悶絶ものです。
向井くんの衣裳がKin Kanの赤いので、少しセンチメンタルになってしまいますが(Kin Kan亡霊並みの感想)。
衣裳と言えば、バックのJr.が下にビラビラがいっぱいついたベストを着るのですが、なんでわざわざひと手間加えてダサくするんですかね? まあ、これも事務所の伝統ですけどねー。