10倍双眼鏡を買った話
これまで使っていた双眼鏡はこちら。
ロゴがかすれて何倍かすらわかりませんw
メーカーのサイトで見るとこれかなあ?
こちらは2014年11月27日発売ですが、これより以前に買ったので、これそのものではありません。
これで帝国劇場2階I列とかでも結構見えるので、同じく8x21かなと思っています。
そして、今回購入したのはこちら。
大きさを比較するとこんな感じ。
10×30というのは、最近大人気の防振双眼CANON 10x30 IS IIと同じです。
キヤノン:双眼鏡 BINOCULARS 10×30 IS II|概要
明るさは9です。もっと明るいものだと対物レンズが32mmとかになると思います。
実視界は5.5°です。
重さは460g。以前使っていたものは特別軽くて150gくらいなので、かなり違うのですが、公演中に重さで耐えきれない、というようなことはありませんでした。ただし、行き帰りに持ち歩くのは結構しんどいです。
細かいことを書くと、レンズのキャップが結構ゆるくて、本体を取り出すと大体外れています。
こちらを持って、帝国劇場、静岡エコパアリーナ、日生劇場に行ってきました。
1.帝国劇場
席は2階I~J列。
もうびっくりですよ! バックの人もはっきり見えます。
視界は、ちょうど一人の全身が入るくらいです。多人数をまとめて見たい場合は、実視界の広いものか、8倍の方がいいかもしれません。
今回、「DREAM BOYS」を観に行ったのですが、セリが天井近くまで上がるシーンで、たまたま安井くんの立ち位置の正面だったんですけど、
(安井くん目の前にいる? 手伸ばしたら触れちゃう!?)
くらい近くに感じました(※どんなに近くてもお触り禁止です)。
この感覚は衝撃的でした。
2.エコパアリーナ
席はスタンド後段。位置は真ん中よりメインステージよりです。
ドームよりは狭いアリーナと言えど、肉眼ではステージの人の表情などはまったくわかりません。
しかし10倍双眼鏡だとはっきり見えます。しかも、8倍より明るく感じました(レンズが大きいからなたぶん)。
視界は帝劇2階と同じくらい、一人の全身が見えるくらいです。
アリーナのトロッコなどを見ると、一眼レフカメラのように、被写体がはっきり見えて、後ろの観客はボケて見えました。トロッコには照明が当たっているからでしょうか。これも不思議な感覚でした。
3.日生劇場
席はGC階サイド。
ステージの人の表情も判別できる程度の距離です。
じゃあ使うなよ、って思うんですけど、使っちゃいました~
視界は腰から上くらいしか見えません。
でも、より詳しい表情や、指先の形まではっきり見えます。
~ ~ ~
なぜこの双眼鏡を買ったか、というと、ゆくゆくは前出の防振に乗り換えるつもりで、試しに10倍を使ってみよう、という発想からでした。
そこで、ごぞんじ価格.comで、
「タイプ:双眼鏡」「倍率:10倍」「対物レンズ有効径:30~32mm」「重量:300~500g」でフィルターをかけ、そのなかでこれだけ1万円切っていたので、(これでいいや)という感じでした。
迷ったのは、ニコンのPROSTAFF 7S 10x30。
Nikon Sport Optics | 製品紹介 | 双眼鏡・単眼鏡 | PROSTAFF | PROSTAFF 7S 8x30/10x30
実視界が0.5°大きく、値段は6千円ほど張ります。もともとは2万円以下の予算だったので、一応予算内。
しかし、この実視界の差に6千円の価値があるのか、というところで踏ん切りがつかず、とにかく最安値! で決めました。
結果的に充分満足しており、防振の必要性もあまり感じていません。
ちなみに防振の有無の違いがわかる動画がありましたので、参考までに。