10倍双眼鏡を買った話

これまで使っていた双眼鏡はこちら。

f:id:tayutani:20150921002437j:plain

ロゴがかすれて何倍かすらわかりませんw

メーカーのサイトで見るとこれかなあ?

www.kenko-tokina.co.jp

こちらは2014年11月27日発売ですが、これより以前に買ったので、これそのものではありません。

これで帝国劇場2階I列とかでも結構見えるので、同じく8x21かなと思っています。

 

そして、今回購入したのはこちら。

www.kenko-tokina.co.jp

大きさを比較するとこんな感じ。

f:id:tayutani:20150921002410j:plain

f:id:tayutani:20150921002921j:plain

10×30というのは、最近大人気の防振双眼CANON 10x30 IS IIと同じです。

 

キヤノン:双眼鏡 BINOCULARS 10×30 IS II|概要

 

明るさは9です。もっと明るいものだと対物レンズが32mmとかになると思います。

実視界は5.5°です。

 

重さは460g。以前使っていたものは特別軽くて150gくらいなので、かなり違うのですが、公演中に重さで耐えきれない、というようなことはありませんでした。ただし、行き帰りに持ち歩くのは結構しんどいです。

 

細かいことを書くと、レンズのキャップが結構ゆるくて、本体を取り出すと大体外れています。

 

こちらを持って、帝国劇場、静岡エコパアリーナ日生劇場に行ってきました。

 

1.帝国劇場

席は2階I~J列。

もうびっくりですよ! バックの人もはっきり見えます。

 

視界は、ちょうど一人の全身が入るくらいです。多人数をまとめて見たい場合は、実視界の広いものか、8倍の方がいいかもしれません。

 

今回、「DREAM BOYS」を観に行ったのですが、セリが天井近くまで上がるシーンで、たまたま安井くんの立ち位置の正面だったんですけど、

(安井くん目の前にいる? 手伸ばしたら触れちゃう!?)

くらい近くに感じました(※どんなに近くてもお触り禁止です)。

この感覚は衝撃的でした。

 

2.エコパアリーナ

席はスタンド後段。位置は真ん中よりメインステージよりです。

ドームよりは狭いアリーナと言えど、肉眼ではステージの人の表情などはまったくわかりません。

しかし10倍双眼鏡だとはっきり見えます。しかも、8倍より明るく感じました(レンズが大きいからなたぶん)。

視界は帝劇2階と同じくらい、一人の全身が見えるくらいです。

 

アリーナのトロッコなどを見ると、一眼レフカメラのように、被写体がはっきり見えて、後ろの観客はボケて見えました。トロッコには照明が当たっているからでしょうか。これも不思議な感覚でした。

 

3.日生劇場

席はGC階サイド。

ステージの人の表情も判別できる程度の距離です。

じゃあ使うなよ、って思うんですけど、使っちゃいました~

 

視界は腰から上くらいしか見えません。

でも、より詳しい表情や、指先の形まではっきり見えます。

 

~ ~ ~

 

なぜこの双眼鏡を買ったか、というと、ゆくゆくは前出の防振に乗り換えるつもりで、試しに10倍を使ってみよう、という発想からでした。

 

そこで、ごぞんじ価格.comで、

「タイプ:双眼鏡」「倍率:10倍」「対物レンズ有効径:30~32mm」「重量:300~500g」でフィルターをかけ、そのなかでこれだけ1万円切っていたので、(これでいいや)という感じでした。

 

価格.com - 「買ってよかった」をすべてのひとに。

 

迷ったのは、ニコンのPROSTAFF 7S 10x30。

 

Nikon Sport Optics | 製品紹介 | 双眼鏡・単眼鏡 | PROSTAFF | PROSTAFF 7S 8x30/10x30

 

実視界が0.5°大きく、値段は6千円ほど張ります。もともとは2万円以下の予算だったので、一応予算内。

しかし、この実視界の差に6千円の価値があるのか、というところで踏ん切りがつかず、とにかく最安値! で決めました。

 

結果的に充分満足しており、防振の必要性もあまり感じていません。

ちなみに防振の有無の違いがわかる動画がありましたので、参考までに。

 


双眼鏡 10×30 IS Ⅱ 手ブレ補正説明動画【キヤノン公式】 - YouTube