2018年4-6月映画総括
1-3月に比べて減りすぎぃ。
鑑賞日 |
映画タイトル |
鑑賞方法 |
2018/4/30 |
レンタル |
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2018/5/13 |
映画館 |
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2018/5/25 |
映画館 |
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2018/6/1 |
ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります |
レンタル |
2018/6/9 |
猫忍 |
レンタル |
2018/6/16 |
バーフバリ 伝説誕生 |
レンタル |
2018/6/28 |
バーフバリ 王の凱旋 完全版 |
映画館 |
2018/6/29 |
ぼくと魔法の言葉たち |
レンタル |
今回は90点以上をつけた作品はありませんが、よかったもの、気になったものを紹介。
いかにもファンしか見ないアイドル映画、と思わせておいて、普通に内容がよかった。ボルダリングのお仕事が来るといいねえ。
アカデミー賞で主演男優賞とメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した歴史ドラマ。今年は「チャーチル ノルマンディーの決断」も公開されるようでチャーチル流行ってるの? 去年はナチス絡みの映画が多かったように、映画界にそういうブームがあるのでしょうか。
「バーフバリ 伝説誕生」
前半は「アバター」のスケール小っちゃい版。後半の戦闘シーンは長いし残酷だし辛かった。インド映画特有のミュージカルシーンの群舞がなくて残念。これもすべて、「王の凱旋」を観るためだ、と思っていたら「王の凱旋」の冒頭で「伝説誕生」のあらすじを3分くらいでまとめてくれるので、私の138分返してって思いました。しかしながら、これ全部「王の凱旋」の伏線だと思うとどれだけ壮大なのかと震えます。
「バーフバリ 王の凱旋 完全版」
流行りに乗っかりました。絶叫上映とかもありますが、私は普通に観ました。
「伝説誕生」での謎や伏線が鮮やかに解明されていきます。この壮大な叙事詩をまとめ上げた脚本が見事(ただし2作で5時間05分)。前半はラブストーリーがメインで、恒例の群舞もあって楽しかったです。後半は戦闘が続くのでさすがに飽きました。城壁を越えるシーンが超トンチキなのですが、プロデューサーや監督が集まってこのアイデアを出す会議があったかと思うとインド映画やばい。
そして結局、カッタッパが超かっこいいよね。
「ぼくと魔法の言葉たち」
自閉症のため会話ができなくなった少年が、ディズニー映画のセリフを通して言葉を取り戻していく姿を追ったアメリカのドキュメンタリー。手厚いケアを受けられる環境や家族の無償の愛情に支えられながら、自立し、シンポジウムでスピーチをするほど回復した主人公は自閉症治療の最も成功した例であり、全員がこういう訳ではないと考えるべきだと思うし、映画でもそれを伝えるべきではないのだろうか。そういう現実を遠ざけるような描き方の根底にあるのは、信仰とでも呼ぶべきディズニー至上主義なのだろう。
以前観た「彼女の名はサビーヌ」は、適切な治療を受けられなかったために変わり果てた自閉症の妹の姿を姉が映し出したフランスのドキュメンタリー。目を背けたくなるような現実だからこそ伝える意味がある。