2018年9月コンサート・舞台総括
9月は忙しかった！
9/1（土）梅田芸術劇場メインホール
「宝塚歌劇星組 梅田芸術劇場メインホール公演 異次元武侠ミュージカル『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』／タカラヅカ・ワンダーステージ『Killer Rouge／星秀☆煌紅』」
アニメ的な世界観は慣れていないのですが、ストーリーはシンプルですんなり理解できました。
あーちゃんが本当にお人形のようなかわいらしさ！ 立ち回りもあって、強くてかわいいヒロインでした。
それに捲殘雲はかわいいし、殤不患はかっこいいし。ほかの仲間も悪役もそれぞれキャラが立っていて魅力的だったのですが……凜雪鴉は、これ主人公なのかな？ という感じでした。苦悩とか成長とかがない達観したキャラクターすぎて、感情移入できなかったです。原作でもこんな感じなのかな？ ただただ見た目が美しかったです。
るりはなちゃんは村の子供と魔術で操られた人形の役。お人形タイプのかわいい顔なので、ホラー映画の人形みたいにぞっとする感じが出ていました。
キラルーは、少し内容が変わっていました。
あーちゃんがBLACK BISCUITSの「タイミング」を歌うところは、アイドルっぽい振付でかわいかった！ 一応ペガサス役だったらしく、髪形もたてがみっぽくしていてかわいかったです。あーちゃんに関してはもはやかわいいしか言ってないな。だってかわいいんだもん。
るりはなちゃんは出番が増えていて、特筆すべきは「赤頭巾CHANG」のティンカーベルのソロ。また美しい歌声を聴くことができました。本公演よりも人数が少ないのもあって、どこに出ていてもすぐに見つけられるくらい、ダンスのうまさと表現力が際立っていました。笑顔がかわいいのはデフォですが、今回はタンゴや大階段のシーンでの大人っぽい表情が特に魅力的でした。
9/1（土）フェスティバルホール
「A.B.C-Z 2018 Love Battle Tour vs」
ツアー唯一の休日公演である大阪に行ってきました。去年も名古屋しか休日なかったよな……JRとえびの癒着を疑うレベル。
5人だけのホール公演特有の密度の高い空間で、一方的に見ているだけなのになんか照れちゃうような一体感がありました（そんなにいい席ではなかったにもかかわらず）。細かいことは覚えていないんだけど（）、あっという間の夢みたいな時間だったなあという記憶になっています。
ゴムでびよんびよんするのは何が成功なのかよくわからなかったな。新しいことやらなきゃって思っているんだろうけど、普通に歌って踊ってくれるだけで充分なくらいえびのパフォーマンスはすごいのにな！
弾丸日帰り大阪遠征だったのですが、（同じ梅田だから余裕余裕）と思っていたら、梅田芸術劇場とフェスティバルホールは駅を挟んで反対側だった上に、GPSの使いすぎで頼みの綱のスマホの充電が風前の灯になってしまい、充電できるところを探したり劇場を探したりであたふたして体力も気力も使い果たして、コンサート後には劇場からタクシーで新大阪まで行き、私も金で解決する大人になってしまったものだなあと感慨に耽りました。そもそも駅から10分くらいのはずの梅田芸術劇場に行くのに30分以上かかった自分が悪い
9/5（水）品川プリンスホテル クラブex
「THE YOUNG LOVE DISCOTHEQUE Re-FEVER」
“追加公演”ということで、2月の公演とほぼ同じ内容でした。
新曲の「MY HEAT LIFE」がめっちゃいい曲！ YouTubeで公式動画が公開されているので見てね！ （リンクは貼っていいか分からないのでやめておきます）
前回途中から始まったらしい前田のフリースタイルラップも聴けてよかった。
Jr.からダンサーからDJからラッパーから色々な人が集まっているのに、統一感のあるカンパニーで、これからもこういうライブを続けてほしいなあと思いました。ただし会場は客席どこからでも観やすいところで。
9/8（土）なかのZERO大ホール
「舞台『タイヨウのうた』～Midnight Sun～」
噂に聞いていた脚本家の舞台で、今までなんやかんや避けてきたと思うですが、ついに出会ってしまったみたいな。
色々ツッコみたいけど、台風の日にサーフィンする馬鹿を英雄視するのは馬鹿だと思うの。
だらだら説明するところをキュッと締めれば休憩なし2時間ちょっとで収められる内容だったと思うけど、それができないのがこの脚本家が敬遠される理由か。
主役の女の子は歌がうまかったです。客層も男性客が結構いて、いつも行く会場と雰囲気が違っていて、いい経験になりました。
9/9（日）東京ドーム
「関ジャニ'sエイターテインメント GR8EST」
ベスト盤リリース後のツアーだから仕方ないけど、全体的に既視感。去年ほどバンド推しじゃなかったしムビステ使ってくれたからよかったかな、くらいの。
亮ちゃんの最初の挨拶が何か悲愴感あったり、ただただヤスが心配だったり、最後ひなが立てなくなったり、みんなギリギリでやってんだなあと遠巻きに感じていました。
9/15（土）横浜アリーナ
「KAT-TUN LIVE TOUR 2018 CAST」
9/15（土）横浜アリーナ
「KAT-TUN LIVE TOUR 2018 CAST」
制作解放席と元々当選していた公演ではしごしてきました。
制作解放席はセンステ横のアリーナ12列、もう1公演はバクステ前のアリーナ1桁列と席に恵まれすぎた！ 今までこの名義に呪いがかかっていたとしか思えない！
登場から一瞬で会場を制圧するような圧倒的存在感。KAT-TUNが完全に帰ってきたんだな！ という感慨がすごかった。Jr.を従えて花道を歩くだけで貫禄がすごい。正面から見ると特に威圧感が増します。
それでいて、立見席や見切れ席の人をやたら気にかけるMCとか久々のナカマループマシンとかほっこりするところもあったり。
各ソロ曲も個性的だったけど、相変わらず亀だけ意味分かんねえなw
9/22（土）シアタークリエ
「ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』」
2年振りのジャージーです。白なのでキャストも一緒。ストーリーも知っているし、単純に歌を楽しみに行きました。
初演のときはじわじわチケットが売れていったような感じだったのに、賞を獲ったりコンサートやったり色々経て、今年は熱気みたいなものが全然違っていて、同じ作品が浸透していくのを肌で感じられる貴重な作品になりました。
ちなみに借金の15万ドルって1ドル360円として5,400万円だから人気歌手ならすぐ返せただろと思ったけど、1960年代の公務員の大卒初任給が約2万円で現代の10分の1くらいなので、今なら5億4000万円くらいかあ。ひとりでこれだけの借金背負うのはしんどいなw
9/24（月）日本青年館ホール
「宝塚歌劇星組 日本青年館ホール公演 異次元武侠ミュージカル『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』／タカラヅカ・ワンダーステージ『Killer Rouge／星秀☆煌紅』」
日本青年館の2階は見づらいと噂に聞いていたので戦々恐々としていましたが、D列でしたがそこまで気になるところはありませんでした。梅田が1階の端の方だったので、それより見やすかったです、特に下級生は*1。
るりはなの大人っぽさがさらに進化していた！ 帰りに前を歩いていたお客さんが連れに「タンゴのるりはながセクシーだった！」と熱弁を奮っていて、「ですよねですよね！！！」と割って入りたい衝動にかられましたが何とか我慢しました。ダンスも前はもっとしゃかりきだったのに（それがかわいいんだけど）、メリハリがついていてすごく良かったです。
梅田ではマイクを衣裳につけていたのですが、青年館では顔につけていて、そのお陰かソロも聴きやすかったです。梅田では何を歌っているのかよく分からなかったのですが、中国語の歌だったんだな！ 「妙妙妙」という曲らしい。
運のいいことに千穐楽だったので挨拶もあったのですが、組長さんがこれからの組や組子の予定を日程とか会場とか長いタイトルとかすらすら言っててすげえと思った。もしかしたらカンペがあったのかもしれないけど。
*1:ジャニーズでもバック担なら2階の方が見やすいのと同じ原理
