2018年10-12月映画総括
10月は1本も観ていないんですけどね。
鑑賞日 |
映画タイトル |
鑑賞方法 |
2018/11/1 |
マイ・フレンド・フォーエバー |
レンタル |
2018/11/4 |
ピッチ・パーフェクト ラストステージ |
映画館 |
2018/11/18 |
スノーデン |
レンタル |
2018/11/24 |
ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣 |
レンタル |
2018/12/1 |
映画館 |
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2018/12/23 |
レンタル |
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2018/12/26 |
パッドマン 5億人の女性を救った男 |
映画館 |
2018/12/29 |
山中傳奇 4Kデジタル修復・完全全長版 |
映画館 |
「ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣」
バレエダンサーのドキュメンタリー。バレエのことは詳しくないので初めて知ったのですが、この人のダンスを観るだけで満足な映画。表現力とかそういう曖昧なことじゃなくて、確実に「超絶巧い」という踊り。結局引退してないんかい! とは思ったけど。
ヒットしている映画はあまり観ないタイプなんですけど、これは予告を観て(観なきゃ)と思っていたら、あれよあれよという間に大ヒットしていて、(みんなそんなにクイーンに興味あったの!?)と驚いた作品。
バンドの実録ものやドキュメンタリーって反社会的・反道徳的な展開がどうしてもあってげんなりするんですけど、この映画というかクイーンの救いどころって、フレディは奇才なんだけど、メンバーや周囲のスタッフがインテリな常識人で且つフレディの才能や人間性を受け入れていたからとんでもない不幸に至らなかったことなんじゃないかなと思いました。
あと、フレディはちょっとエキゾチックな容姿だから東欧辺りの人かと思っていたらインド人とは知らなかった。
「パッドマン 5億人の女性を救った男」
KINENOTEのレビュー評点がやたら高いので観に行った作品。愛妻のために清潔で安価な生理用ナプキンを作る機械を発明した男の実話を映画化。てっきり欧米の映画会社がインドの話を題材に制作したのかと思ったら、純インド映画なんですって。控え目なミュージカルシーンはありますが、普通のヒューマンドラマとして違和感ありません。学のない主人公が片言の英語で演説するシーンは、笑いながらも涙が止まらない名場面でした。
「山中傳奇 4Kデジタル修復・完全全長版」
武侠映画の神様キン・フーによるホラー・アクション。3時間超えの超大作の完全版です。
宗の時代。科挙に失敗した男がお寺に写経を頼まれて、静かなところでやりなさいと紹介された将軍の部下を訪ねて行くんだけど、そこが遠い。そして部下の家と、住むところとして紹介された家がまた遠い。中国って本当に広いんだなと思ったけど、私だったら「うるさくてもいいからお寺でやらせて」って頼むわ。そしたら幽霊も出て来ないしな。
相変わらずむすっとしたシュー・フォンがかわいい。主演のはずのシルヴィア・チャンがなかなかちゃんと出てこないんだけど、めちゃめちゃかわいい。昔の絢爛な衣裳を纏った美女を観ているだけで飽きない映画。逆に美男子は出て来ない(そもそも男性向けの映画なんだろうな)。
結局のところ、お経より数珠最強ってことでいいんだろうか。宗教的な面は理解が難しいところもあったかな。