夜の博物館に行ってきた
国立科学博物館・海のハンター展に行ってきました。
全然知らなかったのですが、金曜日は20時まで(9/3から土曜日も20時まで)開館していて、さらに17時以降は「金曜限定ペア得ナイト券・2名1組2,000円」というお得なチケットもあるんですよ*1。まあ、絶賛ぼっちの私は通常料金で入りましたけどなにか。
金曜日は18時からギャラリートークというイベントがあり、会場内で科博の研究者がテーマに沿ったお話をしてくれます。
私が行った日のテーマは「ペンギンの生活と進化」。20分くらいお話があって、メモとか取っていないのであれなんですけど、ペンギンは好奇心が旺盛で人間がいると寄って来る、というのは知っていましたが、あれは羽根が生え変わる時期、海に入れなくて暇だからだという話がおもしろかったです。一ヶ月くらい海に入れない=ごはん食べられないんだそうです。ペンギンて抱卵のときもごはん食べないし、大変な鳥生ですね。
それから1時間半くらいかけて特別展を見てきました。時間が遅くなるにつれ、段々人が減ってきて見やすかったです。
特に私はサメが好きなんです。サメってフォルムが完璧じゃないですか。泳ぐサイボーグみたいな。でも何億年もあまり進化してないんですよね。「進化? こんな完璧な俺が何のために?」って感じ。超かっこいい。
色んなサメの展示があったのですが、
全長50cmのサメ!
子供のころ、ペットショップで水槽に入った小さなサメを見たことがあるんですよ。形がザ・鮫って感じの、ホホジロザメを小さく小さくしたような。で、母に「おかあさん、すいそうにちいさなさめがいたよ」って伝えたら、「水槽に入るサメなどいない」と一刀両断されたんですよ。子供だったのでやはり見間違いだったのかなとずっともやもやしていたのですが、これくらい小さなサメもいるんですよ実際! これは深海のサメなので、ペットには不向きだと思いますが。
よく見ると、「黒い鎖帷子」ってキャッチフレーズついてますねwこれ考えるバイトしてえ。
今回の目玉はホホジロザメの標本。飼育も難しいらしく、道理で見たことないはずだ。
質感とか、歯並びとか、間近でじっくり見られて最高でした♡ 空いている時間でよかった。平日の昼間とかに行けないなら、ほんと、夜間おすすめです。
特別展だけでほぼ閉館時間になってしまったので、他は見ずに帰りました。
外に出るとどーん。
超かっこいい。
そしてこれ。
超かっこいい。
科博って建物の横っちょから入館するのに、この正面の入口って何のためにあるんですかね、というか、なぜ使わないんですかね?
昼間、科博に行くときは館内にあるレストラン*2でごはんを食べるのですが、今回は閉館時間ぎりぎりになりそうだったので、上野で何が食べられるか事前に調べていきました。そしたら、駅前に一蘭ある! 食べたい! って思っていたんですけど、やっぱりすごく並んでいて、ごはんのために並ばないというモットーがあるので他を探したのですが、以前、上野動物園の夜間特別開園みたいのに行ったら帰りに道に迷って住宅地に行っちゃって朝まで帰れないんじゃないかって絶望したこともあるので、あまり駅から離れずに探したら、もう口が完全に一蘭だったので他に気になるところもなく、結局30分くらい歩き回っただけで家に帰りました。もっと上野を開拓していきたい!
次の特別展はこちら。
特別展「世界遺産 ラスコー展 〜クロマニョン人が残した洞窟壁画〜」
これ超楽しみ!
私はネアンデルタール人が大好きなんですけどね! クロマニヨン人も気になる! ていうかクロマニョン?
ちなみにこちらは生命大躍進展で手に入れたネアンデルタール人の頭蓋骨のカプセルフィギュア!
私がガチャガチャしようとしたら、近くにいた親子の母親が「なにこれ気持ち悪い!」「よかったら差し上げます」って言ってきたので、「これが欲しかったんです!!!」ってちゃんとお金を払って譲り受けたものです。
あ、海のハンター展は10/2までです。